9月も終わりが近づき、いよいよ受験まで四か月ほどになりましたが、みなさんいかがおすごしでしょうか。
多くの受験生は、まだまだ自分の現在地と志望校の合格には高い壁があると感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、関関同立に合格する人の現在地について解説していきたいと思います。
これは、私個人と私が見てきた生徒の結果をもとに考えているものなので、参考にしてもらえたらうれしいです。
順調ラインは産近甲龍合格点
結論から言うと、産近甲龍の入試問題で合格点が確実にとれるということです。
ここが、順調に来てるといえるラインです。
産近甲龍で確実な合格点を取る人は、単語、熟語、文法を一冊終わらせ、夏に長文演習を積めた人だと思います。
このラインをすでにクリアしている人は順調に来てるといえるので、関関同立レベルの長文参考書に取り組みながら、難易度に慣れていってください。
もし、上記の基準をクリアできているのに、産近甲龍の入試で合格点を取ることができていないという人がいるかもしれませんが、そんな人は何の心配もいりません。
英語は誰でも覚えたものがすぐに実力として発揮できるわけじゃないので、夏の成果がすぐに出ないという人はたくさんいます。
しかし、そういう人は、ここから10月にかけて、急速に成績が伸びます。
これは間違いないので、心配せずに、成長を続けてください。
ライン未達の人たちへ
ここからはこの基準に達していない人たちへ。
この基準に達していない人はさらに、二つに分けることができます。
それは、合格の可能性がある人とない人です。
では可能性がある人ない人の当落線はどこなのか。
個人的には、「単語、熟語が一冊づつ8割以上の完成度にできているか」です。
現時点でこれができてない人はまぁ詰みだと思ってもいいです。
単語、熟語の基礎ができていれば、長文演習が今からでも、間に合うかもしれませんが、今も単語を覚えている途中のようではとてもじゃないけど、間にあわないので、志望校の見直しを検討することも可能性に入れたほうがいいかもしれません。
もちろんこれは、すべての人に当てはまることではないので、要領がいい人はここからでも、あっさり合格してしまうのでしょう。
しかし、これがほとんどの人にとっての現実ということは理解しておいてほしいです。
最後まで抗え
ここまで、厳しい評価を書いてきましたが、それは、みなさんに今の志望校をあきらめてほしいということではありません。
自分の位置を見誤り、慢心して不合格になってほしくないからです。
なので、上記のラインを超えていなかった人も「もう無理なんだ」とあきらめるのではなく、自分がいかに追い込まれているかを感じて、ここから追い上げてほしいです。
一方、現状では順調だった人も決して慢心しないでください。
下ばかり見ていると足元をすくわれます。受験は周りとの戦いではなく、自分との戦いととらえ、自分が志望校の合格点を取ることに全集中してください。
周りより進んでいるなどということは、どうでもいいことです。
関関同立クラスの大学はほとんどの人にとって不合格という結果になる厳しい大学であるということを自覚してほしいです。
それでは、ここからの皆さんの成長を祈っております。
また次の記事でお会いしましょう。

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